免許を無くしたまま運転してもいいですか?

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運転免許証を紛失しても、運転自体は違法ではありません。しかし、運転免許証を携帯していない状態での運転は「免許証不携帯」として反則金3,000円が科されます。違反点数はありませんが、出発前に免許証の携帯を確認し、紛失に気づいたら速やかに再発行の手続きをしましょう。

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免許を失くした!それでも運転していいの?焦らず確認すべきポイントと再発行手続き

運転免許証を失くしてしまった!そんな時、焦ってしまいがちですが、落ち着いて対応することが大切です。免許を失くした状況で運転しても良いのか、具体的な手続きはどうすればいいのか、一つずつ確認していきましょう。

免許証を紛失したからといって、即、運転が違法になるわけではありません。 あなたの運転免許が有効であれば、法律上は運転する資格があることになります。しかし、道路交通法では、運転中は常に運転免許証を携帯することが義務付けられています。つまり、免許証を携帯せずに運転すると、「免許証不携帯」という違反となり、3,000円の反則金が科せられます。違反点数は加算されませんが、万が一事故を起こした場合など、身分証明に手間取ることにもなりかねません。

では、免許証を失くしてしまった場合、具体的に何をすべきでしょうか?

  1. まずは落ち着いて探す: 家の中、バッグの中、最後に免許証を使用した場所などを落ち着いて探してみましょう。意外な場所から見つかることもあります。

  2. 再発行手続きの準備: どうしても見つからない場合は、速やかに運転免許証の再発行手続きを行いましょう。再発行に必要なものは、一般的に以下の通りです。

    • 身分証明書: パスポート、健康保険証、住民票など、本人確認ができる書類
    • 印鑑(認印で可)
    • 写真: 縦3.0cm×横2.4cm、6ヶ月以内に撮影した無帽・正面・上三分身・無背景のもの
    • 手数料: 各都道府県によって異なりますが、数百円程度です。
    • 申請書: 運転免許試験場または警察署で入手できます。
  3. 再発行手続きを行う場所: 運転免許試験場、運転免許更新センター、または警察署(一部の警察署では手続きできない場合があります)で手続きが可能です。事前に管轄の警察署や運転免許試験場のウェブサイトで確認しておくと良いでしょう。

  4. 再発行までの運転: 再発行手続きが完了するまで、運転はできるだけ控えるのが賢明です。どうしても運転する必要がある場合は、再発行手続きをした際に発行される「再交付申請書」を携帯することで、免許証不携帯の違反を回避できる場合があります。(各都道府県によって対応が異なるため、必ず手続きの際に確認してください。)

紛失時の注意点:

  • 悪用防止: 免許証は個人情報のかたまりです。紛失に気づいたら、速やかに警察に遺失物届を提出しましょう。悪用されるリスクを減らすことができます。
  • 再発行手続きの早期実施: 再発行手続きは早めに済ませておくのが安心です。特に、運転をする機会が多い方は、早めの手続きを心がけましょう。

免許証を失くしてしまうと、誰でも焦ってしまいますが、冷静に対処することで、スムーズに再発行手続きを進めることができます。そして、何よりも大切なのは、常に運転免許証を携帯し、安全運転を心がけることです。

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