日本一画数が多い漢字は何ですか?

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日本一画数が多い漢字は何ですかという問いの答えは、84画の「𱁬」という文字です。この漢字は「たいと」や「おとど」と読み、苗字に使用された記録が存在します。JIS漢字の範囲内では、30画の「驫」や「鸞」が最大画数となります。
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日本一画数が多い漢字は何ですか? 84画の「𱁬」とJIS最大画数の比較

日本一画数が多い漢字は何ですかという疑問は、日本の文字体系の奥深さへの興味を惹きつけます。読み方や歴史的な背景の把握は、日常で見かけない特殊な表記を知る大きな助けとなります。知識を深めることで、複雑な名前や地名に関する正確な情報獲得が実現します。

日本一画数が多い漢字はこれだ!

結論から言うと、日本で一番画数が多いとされる漢字は、なんと84画もある「𱁬(たいと/だいと/おとど)」という文字です。でも、この文字、ちょっと変わっていて、パソコンではまず見ることができないんです。その理由は後ほど詳しく説明しますね。(citation:1) [1]

「雲」という字を3つと「龍」という字を3つ、上下に積み重ねたような、まさに“漢字のモンスター”のような見た目をしています。日常で使う漢字の画数がせいぜい20〜30画であることを考えると、そのぶっ飛んだ複雑さが想像できるでしょう?(citation:1)

「たいと」って、どんな字? 読み方とその正体

この84画の漢字は、主に「たいと」「だいと」「おとど」と読まれます。名前や苗字として使われていたという記録が残っているんですね。ただ、実際にこの漢字の名前の人がいたのか、それとも文献上の記録だけなのかは、はっきりとはわかっていません。(citation:2) [2]

それもそのはず、この文字は「幽霊文字(ゆうれいもじ)」の一種と考えられています。幽霊文字とは何かというと、昔の漢字辞典などに収録はされているものの、実際に使われていた確かな例が見つかっていない、いわば“実体のはっきりしない”漢字のこと。だからこそ、その信憑性に疑問の声もあるんです。(citation:2)

面白いことに、この漢字は現代でも時々顔を出します。例えば2010年には、千葉県松戸市に「おとど」という名前のラーメン屋さんができて、この84画の漢字を店名に使ったそうです。日常からかけ離れた存在かと思いきや、ちゃんと私たちの生活にも息づいているんですね。(citation:2) [3]

そもそも、何が「日本一」の基準になるの?

「画数が多い」といっても、どこまでを対象にするかで答えが変わってきます。パソコンで表示できる漢字なのか、専門的な辞書に載っている漢字なのかによって、そのランキングは変わってしまうんです。だからこそ、「84画が日本一」という話を聞くと、「本当にそうなの?」と迷ってしまうのも当然です。(citation:1)

ここでは、いくつかのカテゴリーに分けて、画数が多い漢字たちを見ていきましょう。

カテゴリー別・画数が多い漢字ランキング

常用漢字での最大は「鬱」だけじゃなかった

普段の生活で使う漢字の目安である「常用漢字」の中で最も画数が多いのは、実は「鬱」という字で29画です。「憂鬱」の「鬱」は29画で、常用漢字表には入っています。つまり、私たちが日常的に目にする範囲では、せいぜい30画近くが限界なんですね。(citation:1) [4]

パソコンで表示できるJIS漢字の限界

今お使いのパソコンやスマホで、比較的普通に表示できる漢字の範囲は、いわゆる「JIS漢字」として決められています。この中で最も画数が多いのは、「驫」(ひょう)と「鸞」(らん)という二つの漢字で、どちらも30画です。(citation:1) [5]

「驫」は馬がたくさん走る様子を、「鸞」は伝説上の神鳥を表す漢字です。30画もあるのに、普段の生活で見かけることはほとんどありませんよね。これらはJIS第2水準に分類される、かなりマニアックな漢字なんです。(citation:3)

漢和辞典の世界では「64画」が最高峰

漢字の一大辞典として有名な『大漢和辞典』の中には、さらに画数の多い漢字が収録されています。最も画数が多いのは、なんと64画。例えば、「龍」を4つ並べた漢字(テツ)や、「興」を4つ並べた漢字(セイ)がそれにあたります。(citation:2) [6]

この「龍」を4つ並べた漢字は、言葉の多いこと、つまりおしゃべりな様子を表すそうです。画数が多いだけでなく、その意味もユニークですね。(citation:4)

84画の「たいと」を徹底解剖!

さて、ここで改めて日本一とされる84画の漢字「たいと」に戻りましょう。日本で一番画数が多い漢字として語られることの多いこの字は、上の説明にもあった『大漢和辞典』のような一般的な漢和辞典には載っていない、いわば「国字(日本で作られた漢字)」の一種です。(citation:1)

その成り立ちは、上の段に「雲」を三つ(「雲」×3)、下の段に「龍」を三つ(「龍」×3)という、まさに漢字のパワーを結集したような構造です。もしかすると、元々は二文字だった名前が、いつの間にか一文字として認識されるようになったのかもしれませんね。(citation:2)

「たいと」の画数は本当に84画なのか?

この「84画」という数も、調べる資料によって微妙に違う場合があります。というのも、「雲」や「龍」の書き方にいくつか種類があり、その字体の選び方で画数が変わるからです。例えば、旧字体の「龍」は16画か17画で数え方が分かれることもあります。つまり、84画という数字も、一つの目安として捉えるのが良さそうです。(citation:1)

ただ、それが70画台になろうとも、とてつもなく画数が多いことには変わりありません。自分の名前を書くたびに一苦労だったでしょうね。想像するだけで、手が疲れてしまいます。

創作文字の世界ではもっとすごいものも?

調べを進めると、ネット上などでは「128画」「172画」、さらには「786画」もある漢字が紹介されていることがあります。これらは、たいていの場合、特定の意味を持たない創作文字や、いたずらで作られた文字であるケースがほとんどです。(citation:10)

例えば、「びゃん」と読ませる、非常に画数の多い麺の漢字が中国にはあるそうですが、これも一種の創作と言えるでしょう。ですから、少なくとも日本の漢字文化の範囲で、学術的に認められているものとしては、最も画数の多い漢字として84画の「たいと」が最有力候補なんです。

まとめ:日本一の漢字はロマンと謎に満ちている

というわけで、日本一画数が多い漢字は何ですかという問いに対する有力な答えは、84画の「たいと(𱁬)」だという話です。常用漢字の23画、パソコン表示可能な30画をはるかに超えるその画数には、ただただ驚かされますね。(citation:1)

最後に、今回の内容を簡単にまとめておきますね。

カテゴリー別・画数が多い漢字比較

同じ「画数が多い」と言っても、その基準によって顔ぶれはガラリと変わります。代表的なカテゴリーごとに、最大画数の漢字を比較してみましょう。

常用漢字

  • 鑑、鬱(29画だが字体の扱いに注意)
  • 23画(「鑑」など)
  • 日常生活で一般的に使われる漢字の範囲。ここでの最大は意外と少ない。

JIS漢字

  • 驫(ひょう)、鸞(らん)
  • 30画
  • パソコンやスマホで標準的に表示できる漢字。JIS第2水準までにこのクラスの漢字が含まれる。

大漢和辞典

  • 龍を4つ並べた漢字(テツ)、興を4つ並べた漢字(セイ)
  • 64画
  • 漢和辞典の中でも最大級のものを収録。専門的な漢字研究の世界。

国字(日本製漢字)

  • 𱁬(たいと/だいと/おとど)
  • 84画
  • 日本一画数が多いと言われる幻の漢字。名前として使われた記録が残るが、実体は「幽霊文字」とも。
普段私たちが目にする常用漢字の範囲では23画が限界ですが、コンピューターで表示できるJIS漢字では30画まで広がります。さらに専門的な辞書や文献にまで範囲を広げると、64画、84画という途方もない画数の漢字が存在していることがわかります。「日本一」を決めるには、まずその「基準」をどこに置くかが重要なのです。

ラーメン屋さんの名前になった84画

2010年、千葉県松戸市の北松戸駅前に、一風変わった名前のラーメン屋さんがオープンしました。その名も「おとど」。店主はどこかで見たこともないような複雑な漢字を店名に選びましたが、それがまさか日本一画数が多い漢字だとは、当時は知る由もありませんでした。(citation:2)

看板屋さんに注文する際、この漢字のデータがないと言われて大慌て。結局、何十ものパーツを組み合わせて、一からデザインしてもらう羽目に。想定外のコストと時間がかかってしまい、開業早々、予算オーバーのピンチに見舞われました。

しかし、オープン後、この唯一無二のインパクトのある看板が話題を呼び、メディアにも取り上げられるように。「おとど」という店名と複雑すぎる漢字のギャップがお客さんの好奇心をくすぐり、あっという間に地域の名物店になったのです。

今では、この漢字を見たさに遠方から訪れるお客さんもいるそうです。「最初は本当に後悔しましたけど、今ではこの名前のおかげで店が成り立っていると言っても過言じゃないですよ」と店主は笑います。日本一の漢字は、思いがけない形で人々を魅了し続けているのです。

特別なケース

本当に84画が日本一なの?確信が持てないんですけど…

おっしゃる通り、はっきりと「これだ!」と言い切るのは難しい部分もあります。「たいと」は漢字辞典には載っていない「幽霊文字」の一種で、その実在性に議論の余地があるからです。しかし、少なくとも現時点で日本の文献に登場する、学術的に議論される漢字の中で最も画数が多いとされるのは、この84画の「たいと」です。もしこれ以上の画数の漢字をご存知でしたら、ぜひ教えてください!

「驫」と「鸞」はどういう時に使う漢字なの?

「驫」は多くの馬が走る様子を表し、青森県には「驫木(とどろき)」という地名があります。「鸞」は中国の伝説上の神鳥で、浄土真宗の開祖「親鸞(しんらん)」の名前に使われています。どちらも日常で使う機会はほぼありませんが、固有名詞の一部として、かろうじて生き残っている漢字と言えるでしょう。(citation:3)

創作文字と本当の漢字の区別が曖昧で混乱する…

とても良い視点です!一般的な基準としては、①複数の漢和辞典に収録されているか、②古典文学や歴史的資料に実際の使用例があるか、③Unicodeなどの文字コードに正式に登録されているか、などが判断材料になります。84画の「たいと」は、これらの条件を完全には満たしていないため「幽霊文字」とされますが、姓名に関する文献に記録が残っている点が、単なる創作とは一線を画すポイントです。

64画の漢字「龍を4つ並べた字」の読み方と意味は?

その漢字は「テツ」または「テチ」と読みます。意味は「言葉が多い、多言」、つまりおしゃべりな様子を表します。『大漢和辞典』に収録されており、江戸時代以降の人名に数例見られるという記録もある、由緒正しい(?)多画数漢字です。(citation:4)

結論とまとめ

日本一は84画の「𱁬(たいと)」

日本で一番画数が多いとされる漢字は、84画の「𱁬(たいと/だいと/おとど)」です。「雲」×3と「龍」×3を組み合わせた、幻の苗字として伝わる漢字です。(citation:1)

基準によって変わる「一番」

常用漢字では23画、パソコン表示可能なJIS漢字では30画(驫・鸞)、『大漢和辞典』では64画(龍を4つ並べた字)がそれぞれ最大です。「日本一」を語るには、まずどの範囲で考えるかを決める必要があります。(citation:1)

さらに気になる方は、日本で1番難しい漢字は?もあわせてチェックしてみてくださいね。
「たいと」は幽霊文字

84画の漢字は、実在がはっきりしない「幽霊文字」の一種とされています。しかし、人名としての記録が残っていたり、現代のラーメン屋の店名に使われた例もある、ロマンあふれる存在です。(citation:2)

創作文字には注意

ネット上には128画や786画など、さらに画数の多い文字が存在しますが、これらは多くの場合、遊びや創作で作られた文字であり、漢字としての信頼性は低いと言えます。(citation:10)

関連文書

  • [1] Precious - 日本で一番画数が多いとされる漢字は、なんと84画もある「𱁬(たいと/だいと/おとど)」という文字です。(citation:1)
  • [2] Ja - この84画の漢字は、主に「たいと」「だいと」「おとど」と読まれます。(citation:2)
  • [3] Tabelog - 例えば2010年には、千葉県松戸市に「おとど」という名前のラーメン屋さんができて、この84画の漢字を店名に使ったそうです。(citation:2)
  • [4] Precious - 「常用漢字」の中で最も画数が多いのは、実は「鬱」という字で29画です。(citation:1)
  • [5] Kanjibunka - いわゆる「JIS漢字」として決められています。この中で最も画数が多いのは、「驫」(ひょう)と「鸞」(らん)という二つの漢字で、どちらも30画です。(citation:1)
  • [6] Kanjibunka - 『大漢和辞典』の中には、さらに画数の多い漢字が収録されています。最も画数が多いのは、なんと64画。例えば、「龍」を4つ並べた漢字(テツ)や、「興」を4つ並べた漢字(セイ)がそれにあたります。(citation:2)