自宅で家族が亡くなった時はどうすればいいですか?

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ご自宅でご家族が亡くなられた場合、まずは医師に連絡し、死亡診断書または死体検案書を発行してもらいます。その後、7日以内に市区町村役場へ死亡届を提出し、火葬・埋葬許可の申請を行います。葬儀の手配は、これらの手続きと並行して進めましょう。状況が不明な場合は、救急に連絡するのが適切です。必要に応じて警察に引き継がれます。

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自宅で家族が亡くなった時、落ち着いて行うべきこと:寄り添い、手続き、そして心のケア

家族が自宅で亡くなるということは、誰にとっても深く悲しい出来事です。予期せぬ事態に直面し、混乱や動揺を感じるのは当然のことでしょう。しかし、大切な家族を送り出すためには、落ち着いて、必要な手続きを進めていく必要があります。以下に、自宅で家族が亡くなった際に、何をすべきかを具体的にまとめました。

1. 深呼吸し、まずは落ち着いて

深い悲しみの中、冷静さを保つのは難しいことかもしれません。しかし、深呼吸を繰り返し、まずは落ち着いてください。周りの人に助けを求められる状況であれば、迷わず頼りましょう。

2. 状況の確認と医師への連絡

  • 死亡の確認: まずは、呼吸や脈拍がないかを確認します。もし呼吸や脈拍が確認できない場合は、死亡と判断します。
  • かかりつけ医への連絡: 可能な限り、故人のかかりつけ医に連絡しましょう。かかりつけ医が死亡診断書を作成できる場合が多いです。
  • かかりつけ医がいない場合、または連絡が取れない場合: 救急車(119番)を呼び、事情を説明してください。救急隊員が死亡を確認し、警察への連絡が必要かどうか判断します。

3. 死亡診断書または死体検案書の発行

  • 医師による死亡確認後: 医師から死亡診断書を受け取ります。これは、死亡の事実を証明する非常に重要な書類です。
  • 警察の検視が入った場合: 警察による検視が行われた場合は、死体検案書が発行されます。

4. ご遺体の安置

死亡診断書を受け取ったら、ご遺体を安置します。

  • 安置場所の準備: 清潔な場所を選び、布団などを敷いて安置場所を準備します。
  • ご遺体の清拭: 故人の体を綺麗に拭き、着替えさせます。
  • ドライアイスの準備: ご遺体の状態を保つために、葬儀社に連絡してドライアイスを用意してもらいましょう。
  • 枕飾り: 故人の枕元に、線香、ろうそく、花などを飾り、故人を偲びます。

5. 葬儀社への連絡と葬儀の準備

ご遺体の安置と並行して、葬儀社に連絡し、葬儀の準備を進めます。

  • 葬儀社の選定: 複数の葬儀社に見積もりを依頼し、費用やサービス内容を比較検討しましょう。
  • 葬儀の形式の決定: 家族葬、一般葬、直葬など、故人の意向や家族の希望に沿った葬儀の形式を決定します。
  • 日程の調整: 葬儀の日程を決め、親族や関係者への連絡を行います。
  • 必要書類の準備: 葬儀に必要な書類(死亡診断書、印鑑など)を準備します。

6. 死亡届の提出と火葬・埋葬許可の申請

死亡の事実を知った日から7日以内に、市区町村役場に死亡届を提出します。

  • 死亡届の提出: 死亡診断書と印鑑を持参し、市区町村役場の窓口で死亡届を提出します。
  • 火葬・埋葬許可の申請: 死亡届の提出と同時に、火葬・埋葬許可の申請を行います。許可証は火葬の際に必要になります。

7. その他の手続き

葬儀後、様々な手続きが必要になります。

  • 故人の預貯金口座の解約: 金融機関で手続きを行います。
  • 相続の手続き: 相続財産の調査、遺産分割協議などを行います。
  • 公共料金の名義変更: 電気、ガス、水道などの名義変更を行います。
  • 保険金の請求: 生命保険などの保険金請求を行います。

心のケアも大切に

愛する家族を失った悲しみは深く、時間が解決してくれることもあります。無理に気持ちを抑え込まず、悲しみを共有できる人との時間を作ったり、専門家のカウンセリングを受けたりすることも有効です。

この情報が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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