大人が熱が何度で救急車を呼びますか？

大人が熱が何度で救急車を呼びますか？

成人の発熱は、体温が38℃を超えると危険信号です。高熱が持続したり、呼吸困難、意識混濁などの症状を伴う場合は、直ちに救急車を要請しましょう。

主な症状

• 体温が38℃以上
• 高熱が持続する（24時間以上）
• 呼吸困難
• 意識混濁
• 激しい頭痛
• 嘔吐や下痢
• 関節痛や筋肉痛
• 発疹

対応の目安

熱の程度や年齢、持病の有無によって対応は異なります。以下を目安に判断してください。

• 38℃未満で上記の症状がない場合：自宅で解熱剤などを服用し安静に過ごす。
• 38℃以上で上記の症状がない場合：医療機関を受診する。
• 38℃以上で上記の症状がある場合：直ちに救急車を呼ぶ。

年齢による対応

• 乳幼児（0～5歳）：38℃以上の発熱があった場合は、必ず医療機関を受診する。
• 高齢者（65歳以上）：37.5℃以上の発熱があった場合は、医療機関を受診する。

持病のある場合

持病がある場合は、発熱による合併症のリスクが高くなります。以下のような持病がある場合は、37.5℃以上の発熱があった時点で医療機関を受診してください。

• 心臓病
• 肺疾患
• 糖尿病
• 免疫不全症

不安な場合は、迷わず医療機関に相談してください。適切な対応で重篤な事態を回避しましょう。