ためらわず救急車を呼んで欲しい症状は？

救急車を躊躇なく呼ぶべき深刻な症状

生命を脅かす緊急事態が発生した可能性があるため、以下の症状が現れた場合は躊躇なく救急車を呼びましょう。

• 胸の突然の激しい痛み：圧迫感、締め付け感、焼けるような感覚。2～3分以上続く場合。
• 背中の突然の激しい痛み：胸の痛みに広がったり、鋭い痛みを伴ったりする場合。
• 息切れや呼吸困難：突然に呼吸が苦しくなるか、吸気・呼気のどちらかが困難になる場合。
• 胸の中央の締め付け感や圧迫感：2～3分以上続く場合。
• 痛みが移動する場合：胸部、背中、首、腕、あごなど、痛みの位置が変化する場合。

上記の症状は、心臓発作、肺塞栓、大動脈解離など、命に関わる可能性のある緊急事態を示唆している可能性があります。このような症状が現れた場合は、一刻も早く医療機関を受診することが重要です。

その他の救急車を呼ぶべき症状で、深刻度の低いもの

• 持続的な胸痛：数週間以上続く鈍痛。
• めまい：ふらつきや意識消失を伴う場合。
• 突然の発疹：かゆみや腫れを伴い、急速に広がる場合。
• 激しい嘔吐または下痢：脱水症状につながる可能性がある場合。
• 意識の混乱：混乱、見当識障害、または反応の低下を伴う場合。

これらの症状は、深刻な病状の兆候である可能性があり、迅速な治療が必要になる場合があります。救急車を呼ぶかどうか迷った場合は、医療機関に相談してください。