熱が39度あるときはどうしたらいいですか?

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39度の高熱には、消化の良いおかゆやうどんなど、栄養価の高いものを少量ずつ摂ることが大切です。 脱水症状を防ぐため、水分補給は必須。食欲がない時は無理せず、スポーツドリンクや経口補水液を摂取しましょう。 栄養と水分補給は体力の回復と免疫力維持に不可欠です。安静を保ち、症状が改善しない場合は医療機関を受診してください。
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39度の高熱が出た!対処法と注意点

39度は立派な高熱です。体がだるく、頭もぼんやりして、何もする気力が起きないかもしれません。そんな時、慌てずに適切な対処をすることが重要です。この記事では、39度の高熱が出た時の対処法と注意点について詳しく解説します。

まず、39度の高熱が出たら、最優先事項は安静です。体はウイルスや細菌と戦っている最中なので、体力を温存することが重要です。無理に動いたり、仕事を続けたりするのは避け、静かに休養しましょう。なるべく涼しく静かな部屋で横になり、十分な睡眠をとることが大切です。

次に、水分補給を徹底しましょう。高熱が出ると汗をたくさんかくため、体内の水分が失われやすく、脱水症状に陥りやすくなります。脱水症状は高熱をさらに悪化させる可能性があるため、こまめな水分補給が必須です。水だけでなく、スポーツドリンクや経口補水液、麦茶などもおすすめです。経口補水液は、水に比べて体への吸収が早く、失われた電解質も補給できるため、特に効果的です。食欲がない時でも、少量ずつこまめに水分を摂取するように心がけましょう。

食事についても注意が必要です。39度の高熱が出ている時は、食欲が低下していることが多いでしょう。無理に食べる必要はありませんが、体力の回復と免疫力維持のためには、ある程度の栄養摂取が必要です。消化の良いおかゆ、うどん、柔らかく煮た野菜、ヨーグルト、ゼリーなど、胃腸に負担の少ないものを少量ずつ摂るようにしましょう。食欲が全くない場合は、無理せず水分補給に専念してください。

高熱に伴い、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が現れることもあります。これらの症状を緩和するために、市販の解熱鎮痛剤を使用することもできます。ただし、用法・用量を守り、持病がある場合は医師に相談してから服用しましょう。また、アセトアミノフェンを含む風邪薬との併用に注意が必要です。

冷却シートや冷えピタを使用することで、熱を下げる効果も期待できます。ただし、冷やしすぎると体が震えてしまい、逆に熱が上がってしまう可能性があるので、注意が必要です。脇の下や足の付け根、首筋など、太い血管が通っている部分を冷やすのが効果的です。

症状が改善しない場合や、以下の症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

  • 熱が3日以上続く
  • 意識がもうろうとする
  • 痙攣を起こす
  • 呼吸が苦しい
  • 激しい頭痛や嘔吐がある
  • 発疹が出る
  • 排尿痛がある

特に、小さなお子さんや高齢者、持病のある方は、重症化しやすいので、注意が必要です。早めの受診が大切です。

最後に、高熱は体の防御反応の一つです。安静、水分補給、栄養補給をしっかりと行い、体の回復を待ちましょう。自己判断せず、必要に応じて医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。そして、周りの人に感染させないよう、マスクの着用や手洗いうがいなどの感染対策も忘れずに行いましょう。

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