悪露が鮮血で止まらないのはなぜですか?

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鮮血の悪露が長引く場合は、速やかに医療機関を受診してください。特に、血の塊が見られる場合は注意が必要です。外陰部の清潔を保ち、排尿を我慢しないように心がけましょう。残尿感や痛み、発熱、腰痛などの症状がある場合も、早めの受診が重要です。乳腺炎の可能性も考慮し、乳房の痛みや腫れにも注意しましょう。
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産後の悪露が鮮血で止まらない?その原因と注意点

産後、赤ちゃんとの新しい生活が始まる一方で、ママの体は出産という大仕事を終えて回復期に入ります。その過程で必ず経験するのが「悪露」です。悪露は子宮の内膜や血液などが排出されるもので、通常、産後数週間かけて徐々に量が減り、色も変化していきます。しかし、「鮮血の悪露が止まらない」という場合、何か問題があるのではないかと不安になる方もいるでしょう。

悪露の経過と正常な状態

まず、悪露の経過について理解しておきましょう。

  • 産後すぐ〜3日程度: 赤色悪露 - 出産直後は、鮮血が多く、生理の出血量が多い日に似ています。血の塊が混じることもあります。
  • 4日〜1週間程度: 漿液性悪露 - 血液の量が減り、漿液(しょうえき)という透明な液体成分が増えるため、ピンク色や茶褐色に変化します。
  • 1週間〜数週間: 白色悪露 - さらに血液成分が減り、白っぽいおりもののような状態になります。

通常、悪露は上記のように色と量が徐々に変化し、産後1ヶ月程度でほぼなくなります。しかし、個人差があり、産後の体の回復具合や授乳の有無によっても期間や量は異なります。

鮮血の悪露が止まらない場合に考えられる原因

鮮血の悪露が長引く場合、以下のような原因が考えられます。

  • 子宮復古不全: 出産後、子宮が元の大きさに戻るのが遅れている状態です。子宮の収縮が不十分だと、血管が圧迫されず、出血が続きやすくなります。
  • 子宮内感染: 子宮内に細菌が感染し、炎症を起こしている状態です。悪露が臭ったり、発熱や下腹部痛を伴うことがあります。
  • 胎盤の一部遺残: 胎盤の一部が子宮内に残ってしまっている状態です。出血が止まりにくく、大量出血の原因となることもあります。
  • 会陰切開や帝王切開の傷の離開: 会陰切開や帝王切開を行った場合、傷口が開いてしまい、出血が続くことがあります。
  • その他: 血液凝固異常などの疾患が原因で出血が止まりにくい場合もあります。

鮮血の悪露が続く場合の注意点と受診の目安

鮮血の悪露が続く場合は、以下の点に注意し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

  • 出血量: 生理の出血量が多い日よりも明らかに多い場合や、ナプキンを1時間以内に交換しなければならないほど出血する場合は、すぐに受診してください。
  • 悪露の色や臭い: 鮮血が続く、悪臭がする、膿のようなものが混じる場合は、感染症の疑いがあります。
  • その他の症状: 発熱、下腹部痛、腰痛、残尿感、排尿時の痛み、血の塊が出るなどの症状がある場合は、速やかに受診してください。
  • 乳房の張りや痛み: 乳腺炎の可能性も考慮し、乳房の状態にも注意しましょう。

日常生活で心がけること:

  • 安静: 無理な体勢や過度な運動は避け、できるだけ安静に過ごしましょう。
  • 十分な睡眠: 睡眠不足は体の回復を遅らせます。可能な限り睡眠時間を確保しましょう。
  • 外陰部の清潔: 感染予防のため、こまめにシャワーを浴びるなど、外陰部を清潔に保ちましょう。
  • 排尿を我慢しない: 膀胱炎などの感染症予防のため、排尿を我慢しないようにしましょう。

産後の体はデリケートです。少しでも不安なことがあれば、自己判断せずに、医師や助産師に相談することが大切です。早期に適切な処置を受けることで、症状の悪化を防ぎ、安心して育児に専念できるようになります。