縁石に擦った事故で点数はつきますか？

縁石に擦った！事故？点数はつく？冷静な対処法と注意点

縁石にガリッ！という音、運転中、特に慣れない道や狭い場所では誰でも経験する可能性があります。一瞬ドキッとしますが、「これって事故？点数ってつくの？」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、基本的に縁石に擦っただけで違反点数が加算されることはありません。 しかし、状況によっては法的責任が発生する可能性もあるため、冷静な判断と適切な対応が重要になります。

なぜ点数がつかないのか？

道路交通法は、人や他の車両に対する危険を防止することを目的としています。縁石は道路の一部であり、通常、人や他の車両に直接的な危険を及ぼすものではありません。したがって、縁石に擦っただけでは、道路交通法上の違反行為とはみなされないことが多いのです。

ただし、油断は禁物！以下の点に注意が必要です。

1. 速やかに警察に連絡を！

   一見、単なる接触事故に見えても、縁石に擦った際に、道路標識やガードレールなどの公共物を破損させてしまった場合は、速やかに警察に連絡する必要があります。これを怠ると「器物損壊」として法的責任を問われる可能性があります。また、故意に隠蔽しようとすると「当て逃げ」とみなされ、違反点数の加算や免許停止といった重い処分が科せられる可能性も出てきます。

2. 車体の損傷状況を確認！

   縁石に擦った衝撃で、車体の下回りやタイヤ、サスペンションなどが損傷している可能性もあります。見た目には軽微な傷でも、走行性能に影響を及ぼす場合もあるため、必ず専門業者に点検してもらうようにしましょう。特に、タイヤのサイドウォール部分は損傷を受けやすく、放置するとバーストの危険性も高まります。

3. 縁石の状態も確認！

   擦った縁石の状態も確認しましょう。欠けていたり、ヒビが入っていたりする場合は、道路管理者（多くは地方自治体）に連絡する必要があります。放置しておくと、他の車両や歩行者が同じように接触し、事故につながる可能性もあります。

4. 保険会社への連絡も検討！

   車体の損傷が大きく修理費用が高額になる場合は、加入している自動車保険の車両保険を利用することも検討しましょう。保険の種類や契約内容によっては、修理費用を補填してもらえる場合があります。保険会社に連絡し、状況を説明して相談することをおすすめします。

まとめ

縁石に擦った場合、基本的には点数が加算されることはありませんが、状況によっては法的責任や安全上の問題が生じる可能性があります。

• 公共物の破損があれば、必ず警察に連絡！
• 車体の損傷状況をしっかりと確認し、必要に応じて専門業者に点検を依頼！
• 縁石の状態も確認し、異常があれば道路管理者に連絡！
• 修理費用が高額になる場合は、保険会社に相談！

冷静な判断と適切な対応で、安全なカーライフを送りましょう。

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