救急車を呼ぶかどうか迷う症状は？

救急車を呼ぶべき症状を判断する方法

突然の胸痛や息切れは、重大な緊急事態の兆候です。心筋梗塞や肺塞栓などの命に関わる病気が潜んでいる可能性があり、速やかな医療介入が必要です。数日間にわたって持続する症状とは異なり、急激に発症する強い胸痛や呼吸困難は、直ちに救急車を呼ぶ決定的な理由です。

救急車を呼ぶべき胸痛の症状：

• 胸の中心部または左側に圧迫感、重さ、絞め付け感、灼熱感
• 5分以上続く痛み
• 安静にしていても痛みが悪化または変化しない
• 発汗、吐き気、めまいなどの随伴症状

救急車を呼ぶべき息切れの症状：

• 突然発症する、または数時間で悪化する呼吸困難
• 安静時またはわずかな活動でも息切れが起こる
• 息を吸う時にヒューヒュー音がする
• 唇または指先が青くなる
• 胸痛または圧迫感、発熱、咳などの随伴症状

その他の症状で救急車を呼ぶ必要がある場合：

• 意識障害：意識がない、または反応が鈍い
• 運動機能障害：顔面の片側が垂れ下がる、片側の手足が動かない、言葉が不明瞭
• 激しい頭痛：これまで経験したことのない最悪の頭痛
• けいれん：初めて発作を起こした、または既存の発作が制御できない
• 重度の出血：止められない出血、または頭蓋骨骨折などの外傷
• 中毒の疑い：薬物やアルコールの過剰摂取、または有毒物質との接触

救急車を呼ぶかどうか迷った場合：

• 無理をせず、すぐに医療機関に連絡または救急車を要請しましょう。
• 症状をできるだけ詳しく説明しましょう。
• 救急車を呼ぶべきかどうかアドバイスを受けましょう。
• 命に関わる緊急事態の可能性があるため、躊躇しないでください。