免税店で購入したものは機内持ち込みできますか？

免税店で買ったお土産、本当に機内持ち込みできる？知っておきたい落とし穴と賢い対策

国際線の出発ゲートをくぐった先にある免税店。お土産選びに夢中になるのは至福のひとときですよね。でもちょっと待ってください！せっかく買ったお酒や化粧品、本当に機内持ち込みできるのでしょうか？実は、ルールをしっかり理解していないと、せっかくのお土産が没収されてしまう可能性も…。

この記事では、免税店で購入した商品の機内持ち込みに関する「落とし穴」と、安心して旅行を楽しむための「賢い対策」を徹底解説します。

液体物の落とし穴：保安検査後の購入でも油断は禁物！

国際線では、液体物の機内持ち込みに厳しい制限があるのは周知の事実です。しかし、保安検査場を通過した後の免税店で購入した液体物も、例外ではありません。

ポイントは、「STEBs（Security Tamper-Evident Bag）」と呼ばれる特殊な袋に入っているかどうか。

STEBsとは、開封されたかどうか一目でわかるセキュリティバッグのことで、免税店で液体物を購入すると、通常はこの袋に入れてくれます。この袋に入っていれば、基本的に機内持ち込みが可能です。

しかし、乗り継ぎ便がある場合や、特定の国・空港を経由する場合は、注意が必要です。

• 乗り継ぎ便の場合： 乗り継ぎ空港によっては、STEBsに入っていても持ち込みを認められない場合があります。特にEU圏内など、セキュリティ基準が厳しい国を経由する場合は、事前に航空会社や空港のウェブサイトで確認することをおすすめします。
• 購入した国と異なる空港で出国する場合： 免税店で購入した国とは異なる空港から出国する場合、STEBsの有効性が認められない可能性があります。
• そもそもSTEBsに入れてもらえなかった場合： まれに、免税店側のミスでSTEBsに入れてもらえないケースがあります。購入時に必ず確認し、もし袋に入れてもらえなかった場合は、店員に申し出て対応してもらいましょう。

サイズ・重量・個数制限：うっかり忘れがちな盲点

液体物の制限以外にも、見落としがちなのがサイズ・重量・個数制限です。

各航空会社によって規定は異なりますが、一般的に機内持ち込みできる手荷物のサイズや重量、個数には制限があります。免税店で購入した商品が、これらの制限を超えてしまうと、預け入れ手荷物として処理せざるを得ません。

特に、お酒を複数本購入した場合や、大きなサイズの化粧品を購入した場合は注意が必要です。事前に航空会社のウェブサイトで規定を確認し、手荷物のサイズや重量をオーバーしないように計画的に購入しましょう。

賢い対策：事前に確認＆空港サービスを活用！

せっかくのお土産を没収されたり、余計な料金を支払う羽目にならないためには、事前の準備が重要です。

• 航空会社のウェブサイトで規定を必ず確認： 機内持ち込みに関する規定は、航空会社や路線によって異なります。事前に必ず航空会社のウェブサイトで最新情報を確認しましょう。
• 乗り継ぎがある場合は特に注意： 乗り継ぎ空港のセキュリティ基準も考慮し、必要であれば航空会社に問い合わせて確認しましょう。
• 空港の配送サービスを活用： どうしても機内持ち込みできない場合は、空港の配送サービスを利用して自宅まで送るのが賢明です。
• 購入時に店員に確認： 免税店で購入する際、機内持ち込みが可能かどうかを店員に確認しましょう。

免税店でのショッピングは、旅の醍醐味の一つです。しかし、ルールを理解せずに購入してしまうと、思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。この記事で紹介した落とし穴と対策を参考に、賢くお土産を選び、楽しい旅を満喫してください！

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