ワーホリで1ヶ月生活するにはいくら必要ですか？

ワーホリ、最初の1ヶ月を乗り切るために必要なリアルな金額とは？【経験者が語る、国別・節約術】

ワーキングホリデー（ワーホリ）。異文化に触れ、語学力を磨き、人生観を変えるかもしれない魅力的な制度ですが、気になるのはやはり「お金」のこと。特に最初の1ヶ月は、住居探し、生活基盤の確立、仕事探しなど、何かと出費がかさむ時期です。「国によって大きく異なる」という大雑把な情報だけでは不安ですよね。

そこで今回は、ワーホリ経験者の筆者が、より具体的な金額と、各国の特徴、そして最初の1ヶ月を乗り切るための節約術を伝授します。

あくまで目安！国ごとのリアルな生活費

冒頭で挙げられた金額はあくまで平均です。都市部か地方か、シェアハウスか一人暮らしをするか、自炊をするか外食が多いかなど、様々な要因で大きく変動します。

• オーストラリア: 大都市（シドニー、メルボルンなど）では家賃が高騰しており、シェアハウスでも月8万円以上は見ておきましょう。地方都市であれば5～6万円程度に抑えられる可能性も。食費は自炊中心で月3～4万円程度。交通費や娯楽費を含めると、最低でも15万円は必要です。

• ニュージーランド: オーストラリア同様、オークランドなどの都市部は高め。地方都市は比較的安価です。自然豊かな環境でのアクティビティが魅力ですが、アクティビティ参加費も考慮しておきましょう。月13万円～18万円程度を見積もっておくと安心です。

• カナダ: バンクーバーやトロントといった大都市は家賃が高い傾向にあります。シェアハウスで月7～9万円程度が目安。冬は暖房費がかさむことも考慮しましょう。交通機関は発達していますが、距離が長いため定期券代も高め。月15万円～20万円程度が必要になります。

• イギリス: ロンドンは世界屈指の物価高都市。家賃はシェアハウスでも月10万円を超えることも珍しくありません。交通費も高く、オイスターカード（日本のSuicaのようなもの）の利用が必須です。外食費も高いため、自炊を心がけましょう。月20万円～30万円は覚悟が必要です。

• アイルランド: ダブリンは近年、家賃が高騰しています。シェアハウスでも月8万円以上は見ておきましょう。パブ文化が根強く、ついつい飲みすぎてしまうことも…。節度を守って楽しみましょう。月18万円～25万円程度が必要です。

最初の1ヶ月を乗り切るための賢い節約術

• 渡航前に情報収集を徹底的に行う: 滞在先の候補都市の家賃相場、交通手段、スーパーの場所などを調べておきましょう。

• シェアハウスを早めに確保する: 短期間滞在可能なシェアハウスを事前に予約しておきましょう。

• 自炊を心がける: 外食は高くつくため、自炊を基本にしましょう。現地のスーパーで食材を調達し、日本食を作るのも良いでしょう。

• 無料イベントを活用する: 各都市で開催される無料イベントに参加してみましょう。観光名所巡りや公園でのピクニックもおすすめです。

• 交通費を節約する: 自転車を活用したり、徒歩で移動できる範囲を広げたりするなど、交通費を節約しましょう。

• ワーホリ仲間を作る: 情報交換や共同生活を通じて、生活費を抑えることができます。

• 早期に仕事を見つける: ワーホリの目的の一つは働くこと。早めに仕事を見つけて収入を確保しましょう。

大切なのは事前の準備と心構え

ワーホリで最初の1ヶ月を過ごすためには、事前の準備と心構えが非常に重要です。上記の情報を参考に、自分に合った滞在プランを立て、賢く節約しながら、充実したワーホリ生活をスタートさせましょう。

この情報が、あなたのワーホリ成功の一助となれば幸いです。頑張ってください！

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