スマートEXで新幹線を予約したら、どうやって乗車するのですか？

スマートEXで新幹線に乗車する手順について解説します。

スマートEXは、在来線と新幹線を組み合わせた、JR東日本の新しい予約サービスです。このサービスを利用して新幹線を予約した場合、乗車には、いくつかの手順があります。単に新幹線に乗車するだけではない点に注意が必要です。

まず、スマートEXで予約した新幹線乗車券は、乗車当日に駅の券売機や窓口で入手する必要はありません。予約時に指定した乗車駅で、乗車時刻の約30分～1時間前に、駅構内の指定場所（案内表示に従ってください）で「EX利用票」を受け取る必要があります。このEX利用票には、新幹線に乗車するための情報、乗車車両、座席番号などが記載されています。これは、新幹線乗車券に相当するものであり、非常に重要です。紛失すると、乗車できない可能性がありますので、大切に保管してください。

次に、乗車します。在来線に乗車する場合は、通常の切符のように在来線用の乗車券を改札機に通します。新幹線に乗車する際は、駅構内の案内表示にしたがって、新幹線ホームへ向かう必要があります。

新幹線ホームに到着したら、改札口で乗車手続きを行います。ここで、重要なのが、「在来線乗車券」と「EX利用票」の両方を使用する点です。

手順をまとめると：

1. EX利用票の入手: 乗車時刻の約30分～1時間前に、駅構内の指定場所へ行き、案内に従ってEX利用票を受け取ります。 利用票は、スマートEX予約の確認書類と同様の内容ですので、予約確認画面を印刷する必要はありません。

2. 在来線乗車: 利用票を受け取った後、在来線ホームの改札機で、在来線乗車券を投入して改札を通過します。 この時点で、新幹線乗車券の役割を果たしているのは、EX利用票ではなく、在来線乗車券です。

3. 新幹線ホームへの移動: 案内表示に従って、新幹線ホームへ向かいます。

4. 新幹線乗車: 新幹線ホームの改札機にEX利用票と交通系ICカードをタッチします。タッチすると、改札が開放されます。 この時、タッチする際は、タッチパッドにかざすのではなく、カード自体を改札機に接触させるようにしてください。

5. 乗車: 指定された車両と座席へ移動して乗車します。

重要な注意点:

• EX利用票の紛失に注意: EX利用票は、新幹線に乗車するための重要な書類です。紛失した場合は、駅窓口で再発行の手続きが必要となる場合があります。再発行には時間がかかる場合もありますので、紛失しないよう十分に注意してください。

• 交通系ICカードの使用: スマートEXでは、交通系ICカードでの利用が推奨されています。予約時に登録した交通系ICカードをタッチすることで、スムーズな乗車手続きができます。

• 時刻の余裕: 駅到着から乗車までの時間には十分な余裕を持って行動してください。乗車時刻の30分～1時間前には駅に到着し、手順を確認しておくことが重要です。特に混雑している時間帯では、更に時間を確保する必要があります。

• 案内表示を必ず確認: 駅構内では、案内表示をよく確認し、スマートEXの利用方法を理解してから行動するようにしてください。

スマートEXは、JR東日本の新たなサービスとして便利ですが、乗車手続きには、通常の乗車券とは異なる手順があります。上記のステップをしっかりと確認し、スムーズな乗車を実現してください。 事前に駅員への問い合わせも有効です。

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