なぜWi-Fiに繋いでるのにモバイル通信に切り替わるの？

Wi-Fiに接続しているのにモバイル通信に切り替わる理由

スマートフォンがWi-Fi接続中でも、モバイルデータ通信に切り替わる理由はいくつかあります。最も一般的な原因は次のとおりです。

Wi-Fi+機能

Wi-Fi+は、Wi-Fi接続とモバイルデータ通信を同時に利用するiOSとAndroidの機能です。この機能は、Wi-Fi接続が不安定または遅い場合に、モバイルデータ通信に切り替えて安定したインターネット接続を維持します。ただし、この切り替えが意図しないタイミングで発生することがあります。

Wi-Fi接続の不安定化

Wi-Fi接続が不安定になると、スマートフォンはより安定した接続を求めてモバイルデータ通信に切り替える場合があります。これは、ルーターからの距離が遠い場合、干渉がある場合、またはWi-Fi信号が弱い場合に発生する可能性があります。

アプリの設定

一部のアプリは、特定のタスクを実行するためにモバイルデータ通信を優先するように設定されています。たとえば、音楽ストリーミングアプリは、高品質なストリーミングのために安定した接続を必要とするため、Wi-Fi接続が不安定な場合にモバイルデータ通信に切り替えることがあります。

モバイルデータ通信の優先設定

スマートフォンの設定で、モバイルデータ通信をWi-Fiよりも優先するように設定されている場合があります。この設定は、安定したインターネット接続を維持することを重視する場合に役立つことがありますが、データ使用量の増加につながる可能性があります。

対処法

Wi-Fi接続中にモバイルデータ通信への切り替えを防止するには、次の手順に従ってください。

Wi-Fi+を無効にする：

• iOSの場合：設定 > モバイル通信 > Wi-Fiアシストをオフにする
• Androidの場合：設定 > ネットワークとインターネット > Wi-Fi > Wi-Fiプリファレンス > Wi-Fi+をオフにする

Wi-Fi接続の安定化：

• ルーターを再起動する
• ルーターの位置を変えて、障害物を排除する
• 干渉を引き起こす可能性のある電化製品を特定して、それらを移動する

アプリの設定を確認する：

• モバイルデータ通信を優先するように設定されているアプリがないか確認し、必要に応じて設定を変更する

モバイルデータ通信の優先設定を確認する：

• スマートフォンの設定で、Wi-Fiよりもモバイルデータ通信が優先されていないことを確認する