村上春樹読むなら何から?

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村上初心者向けおすすめ作品

  • デビュー作から:『風の歌を聴け』
  • 話題作から:『ノルウェイの森』
  • 受賞作から:『ねじまき鳥クロニクル』
  • 短編集から:『女のいない男たち』


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村上春樹を読むなら何から? ねえ、本当に悩ましいですよね、これ。だって、彼の作品ってどれも魅力的で、どこから手を付けていいか分からなくなるんですもの。まるで、美味しそうなケーキがずらりと並んだショーケースの前に立っているみたい…どれにしようか、迷ってしまいますよね。

私自身、初めて村上春樹を読んだのは…確か大学生の時だったかな。友だちに「ノルウェイの森」を勧められて、それからドハマりしたんです。あの独特の静けさの中に潜む切なさ、独特の言い回し…もう、忘れられません。 でも、今思えば、いきなり「ノルウェイの森」はちょっとハードル高かったかも…なんて思ったりもします。 あの分厚さに最初はちょっと尻込みした記憶があります。

だから、初心者の方には、もしかしたら、デビュー作の『風の歌を聴け』から入るのもいいかもしれませんね。 彼の初期の作風に触れて、彼の世界観の原点に触れることができる…そんな気がします。 少し短編小説的な要素も強いし、読みやすいと思いますよ。

それから、話題作の『ノルウェイの森』は、確かに有名だし、読み応えは抜群。でも、先にも言ったように、ちょっと重いかもしれません。感情の揺らぎが激しくて、読み終わった後、ずっしりくる感じ…。 もし、落ち着いた気分で読みたいなら、ちょっと他の作品から始めてみるのも手かもしれません。

受賞作の『ねじまき鳥クロニクル』は…これはもう、壮大なスケールですよね。 正直、読むのに時間がかかりましたが、読み終えた後の達成感はすごかった! でも、最初はちょっと疲れるかも…長編だし、謎解き要素もあるから、集中力が必要なんです。

短編集の『女のいない男たち』は、気軽に読めるのでおすすめ。それぞれの短編が独立しているので、疲れたら休憩がてら一話だけ…なんてこともできます。 色々なタイプの物語が詰まっているから、自分に合った作品を見つけるきっかけにもなるかもしれませんね。 私自身、この短編集で村上春樹の世界観の幅広さを実感したんですよ。

結局、どれから読むのが「正解」なんてものはないと思うんですよね。 自分の気分や、その時の状況に合わせて選んでみるのが一番。 もし迷ったら、図書館で何冊か借りて、表紙の雰囲気やあらすじを読んでみて、直感で選んでみるのもいいかもしれません。 だって、読書ってそういう、直感的な部分も大切だと思うんですもの。 そして、何よりも大切なのは、自分のペースで、楽しんで読むこと!

…さあ、あなたならどの作品から読んでみますか? ドキドキしますね!

#名作紹介 #小説入門 #村上春樹